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片瀬漁港の朝市行ってみた:江ノ島は美味しいものでいっぱい

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子供の時から都内に住んでいる僕にとって、最も身近な"海"といえば江ノ島の片瀬海岸や由比ヶ浜だ。

新宿から小田急線で一本。800円ほど、1時間やそこらで山手線内から行ける手軽さ。そして駅を出るとすぐに海!

駅前や島内に釣具屋はあるし、堤防や磯もあったりと最高の釣り場なのだ。高校生の時は江ノ島に毎月のように釣りをしに行っていた。

最近は車で移動するようになり、観光地価格で駐車場が高いためあまり江ノ島にはいかなくなってしまったが、やはり好きな土地だ。

駐車場以外にも、人が多かったり物価が高かったり魚が少なかったり風が強かったり...

釣り場としてみると欠点も多いがそんな些細なことは 「とびっちょ」の生シラスを食べれば吹き飛んでしまう!(1~3月は禁漁で食べれない..!)

とびっちょの4色丼。激ウマ!

 

 

魚は食べたり釣るだけでなく見るのも好きなので、地方に行ったら必ずその土地の水族館に寄る。

江ノ島にも”えのすい”こと新江ノ島水族館がある。

地魚も観れて非常に美味しそう楽しい。イルカショーなども開催しており多くのファミリーやカップルで賑わっている。

えのすいのイルカショー。奥の海にはサーファーがいっぱい

 

中でも僕が引かれたのはしんかい2000の展示!かっこいいいい!

なぜかかなりわかりにくいところに展示されていたが...

しんかい2000。機械遺産に登録されているらしい。

 

 

さて、そんな大観光地のど真ん中にごりっごりの漁港直売所がある。

新江ノ島水族館の隣、駐車場からすぐのところに片瀬漁港はある。

この片瀬漁港では土曜日以外の毎朝!専用定置網で取れた魚の直売を行なっている。

そもそも片瀬漁港は第1種漁港で、業者向けではなく地元民向けの販売所とのこと。

地元民による地元民のための漁港なのだ。

 

ちなみに、朝市の利用者は漁港内に駐車しても問題ないようだ(黙認レベルかもしれないので自己責任でお願いします)。

知らずに県営駐車場に停めてしまった..

 

片瀬漁港の建物。

朝7時頃に現地に到着。

この時点ですでに7個ほどクーラーボックスが並んでいた。この片瀬漁港はクーラーボックスを並べて順番とりをするシステムで、開場するまで車内で待機していて問題ない。

 

ちなみに僕は隣の白堤防に移動し釣りをしていた。漁港内は釣り禁止で、白堤防は先端部分が無料の釣り施設となっている。

18ソアレとシマノフリーゲームS60UL-3

これは江ノ島全体に言えるのだが、フグが本当に多く餌ばっかりとられ、釣れてもふぐフグ河豚...

ふぐばっかり...

そして投げ釣り禁止のはずの白堤防で地元キャスター集団がビュンビュン飛ばしていてやや不快。飛ばしたいならサーフ行けばいいのに..

 

フグと遊んでいるとあっという間に会場時間の9時が近づいてきた。

9時近くになるとすでに魚が並べられ、開場前でも客は下見ができるようだ。

地元のおっちゃん達の流れに乗って下見に入って見ると...

ん??これだけ??スチロール4箱くらいしかないっすけど...

「おいおーい今日すくねーなー、これじゃ最初の10人で売り切れちゃうなぁ!」とおっちゃんたちの声が響く。

どうやら、この日は二つある定置網の片方がメンテナンス日だったのと不漁が重なり非常に数が少なかったようだ。

最初の10人..ギリギリ入ってる。よかった...

すぐなくなっちゃうね。

 

開場時間になると手前の大きな電動ゲートが開き、カゴを手渡されて入場となる。

皆一斉にスチロールの入り会い箱に群がり魚を物色している。

わっちゃわちゃに混雑する。やはり地元民が多そう。

最初どのように確保すればよいのかわからなかったが、どうやら手掴みで氷水の中から魚をぶっこぬき、自分のカゴにぶち込めばいいらしい!ダイナミック..!!

様子見してるうちにどんどん魚がなくなってしまうので慌てて選ぶ。

とりあえずブランド魚の"江ノ島カマス"と鯖を確保。マルイカを取ろうとしたら子供にごっそり持っていかれてしまった..

カゴにぶち込まれたカマスとサバ。

この日入っていたのは

・アオアジ

・カマス

・ハダカイワシ

・サバ

・マルイカ

・マダイ

マダイも取るか迷ったが大きかったのでパスした。

 

続いて活魚コーナーに行く。活魚は旬のカワハギがメインで舌平目等も入荷していた。

活魚にしてはかなり安い。

この日はカワハギメイン。

活魚コーナーも列になり始めていて、どんどん数が減って行く。

活魚は係りのおじさんに声をかけてとってもらうシステムのようで、特に注文をしない限りそのままシームレスに血抜きされる。

僕はギリギリでラストのカワハギ3匹を確保した。カワハギ買いに来たようなもんだからね!あっぶねー

 

大きなサザエもあったりしたが、基本的にこの日はこれだけ。

レジに並んで会計を済ますと、捌き場の方に並ぶ。

レジのところに細かいルールが書いてあるので下見の時に見ておくといい

ものすごい手際の良さで3枚おろしまでやってくれる。帰ってからの手間とごみがだいぶ減るのでありがたい。

4人体制で処理されて行く魚たち

活けのカワハギは血抜き用の水槽でしっかり血抜きされる。3枚おろしを頼んでも、しっかりキモは別の袋に入れて渡してくれるので安心。

血抜き中のカワハギちょいグロ

捌き場のお兄さんが言うにはこの日はやはり買えなかった人が多かったようだ。朝早くから来といてよかった..

 

心地よい達成感(?に浸りながら漁港を後にする。

釣りをしながら適度に昼を待ち、漁港隣のイルキャンティビーチェ(iL CHIANTI BEACHE)でランチ。

おしゃれな蟹が出迎えるイルキャンティの外観

 

ここで食事すると2時間分駐車場が無料になる。

抜群の立地ながら比較的安く、そしてとっても落ち着く店内。

名物の特製ドレッシングもとっても美味しい。地元湘南の素材を使った料理も多くとってもおすすめだ。

カリブサラダと特製ドレッシング!

マルゲリータピッツァ(食べかけ)

ペスカトーレ(熱々)

 

まとめ

・江ノ島に来たら2回食事を!

・とびっちょの生シラスは不可避。江ノ島来たら食べなきゃソン。

・iL CHIANTI BEACHEは夜でも安い。駐車場割引もあるのでおすすめ。

・新江ノ島水族館はしんかい2000を見逃さずに!

江ノ島は観光地もいっぱいで楽しいですね!

 

・片瀬漁港の朝市、行くなら最初の15人を目指して!

・最初の3人くらいは毎朝来てる地元民。もはやバケツで場所取り。

・気になる魚は躊躇なく手づかみで!カゴに入れすぎてもそんなに高くないはず!

・購入中は写真撮ってる余裕なんてない。

・開場前の下見は必ずしておく!欲しいものは事前に把握。

・入り会い箱→活魚の順で巡る。

・朝市利用者は漁港内に駐車していいっぽい。

・朝の8時ちょいにホームページ(江ノ島片瀬漁業協同組合)でその日の入荷情報が見れる。

都内から1時間とは思えないほど新鮮な魚に会える江ノ島、片瀬漁港。

頑張れば電車でも行けなくはないです。クーラーボックスは忘れずに!

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