僕は釣りなら、食わず嫌いに比較的なんでもやってみる方で、水があれば釣りをしてみるといった感じなのだが
一応メインにしている釣りがあります。
それがエリアトラウトだ。
他の釣りが厳しくなって来る季節になると都会のど真ん中でできる。プールなので根掛かりもほぼなく、しかも食べて美味しい..!
そんなエリアトラウト、僕のメインフィールドはとしまえんフィッシングエリア。
9年前のオープン当初僕は高校生で今よりも更に金欠だった。当然トラウト専用ロッドやリールなど持っているはずもなく
最初は安いワゴンセールリールを使っていた。
大学生になり少し金銭的な余裕ができはじめた頃、シマノ11エルフ1000Sを購入した。
シャロースプールのかっこよさと1000番の快適さにその当時は大変な衝撃を受けた。
画像はamazonより
しばらくは11エルフで満足していたものの(ちなみにサブリールとしてまだまだ現役)やはりより上位のリールが気になって来る。
特に、一番気になるのはハンドルでエルフは低級機にありがちな供回式。
高級機に採用されているねじ込み式ハンドルにはとっても憧れていた。
一番安いねじ込み機の12アルテグラはどうにも安っちくて買う気になれないでいた。
そんな中2013年にアジング専用リール13ソアレBBが発売!
リールスタンドを装着し赤いハンドルキャップに変更した13ソアレC2000PGSS
アルテグラベースにワンピースベール、CI4+素材のマグナムライトローターを搭載したクイックレスポンスシリーズ機。
店頭で巻いた時、あまりに軽い巻き心地にとても驚いた記憶がある。
デザインも気に入り、パワーギアモデルのC2000PGSSを購入した。
エリアトラウトでは一般的にハイギアが好まれているが、僕は腕が足らずゆっくり巻けないタチなのといつか釣れるとしまえんフィッシングエリア名物"練馬サーモン"を掛けた時を夢見てあえてパワーギアを選択した。
結果、13ソアレは大活躍で、エリアトラウトでもバリバリ活用し、もともとソルトゲーム用機なので臆せず海での釣りにも使って行けた。C2000という型番は意外と万能で、ジグヘッドに虫餌つけて釣りしたり簡単なサビキまでなんでも(一応)こなせる番手だ。
30cmを超える大きなサバやアジの引きにも負けないパワーもある。
僕はどんな釣りもこのリールでやっていたのでエリアトラウトではかなり太めの0.8号のPEラインを巻いている。0.8号でも100m弱は巻けていると思う。
そんなこんなで13ソアレを連れ回して愛用してきたのだが、今年ついに新型18ソアレBBが発売された。
おお!これは期待!!と思って情報を見てみると、んん?
シリーズがクイックレスポンス→コアソリッドシリーズになってる..?
13ソアレと18ソアレ
どうやらベース機のアルテグラがストラディックベースのコアソリッドに変更されたことにより18ソアレBBもコアソリッドシリーズになったようだ。
んーライトゲーム用機にコアソリッドなのか..とも思ったが、金属ボディの魅惑に勝てず発表後すぐに買ってしまった15ストラディックC2000HGSは巻きこそ激重だが巻き心地そのものは良好だったのでまあ大丈夫か、と。
んで、結局18ソアレBBも購入。
まだ糸も巻いてない状態の箱だし18ソアレC2000SSPG
型番はまたC2000のパワーギアモデル。なぜか13ソアレのPGSS→SSPGと表記の変更があるが特に意味はないだろう。
超小型モデルの5ooSも気になったが、X-SHIPは非搭載なようなのでスルー。
気になる巻きは...やはり重い。13ソアレと比べるとかなり巻き始めが重い。
ただ、慣性がある分一旦巻き始めれば滑らかに巻き続けられる。巻き心地も滑らかで気になるガタも無い。
これはHGNギア搭載の恩恵も大きいと思う。
15ストラディックと比較してみると、やはりかなり似ている部分が多い。
15ストラディックと18ソアレBB
ボディの形状は、素材こそ違うもののほぼ同じで外見上で違うのはローター下部の形状くらいだ。
18ソアレは"COREPROTECT"の表記が見て取れる。
ストラディック同様に、逆転させるためのクラッチレバーは防水性能向上のため存在しない。
これは慣れてしまえばほとんど問題ないだろう。
グラデーションが効いた特徴的なカラーリング
18ソアレBBのハンドルノブはバンキッシュ等に搭載されているタイプで高級感があり手に馴染みやすく好印象だ。
さて、先日和歌山のとある漁港に釣りに行く機会があったので早速18ソアレBBを使ってみた。
僕は初めて釣りをする場所ではとりあえず、環付きチヌばりにむし餌とガン玉だけの超シンプル仕掛けで様子を見るのだが
この場所は小サバと小アジとキンギョが入れ替わりで食って来るようだ。
たまに25cmを超すそこそこのサバがぐいっと引いて行くが、18ソアレBBのドラグはかなりスムーズに出始めて、設定もしやすいので問題なく対処できる。13ソアレはややドラグが弱いかなーといった印象だったのでここは改良点だ。
2グラムほどのジグヘッドに変えて投げてみると、13ソアレと変わらず良く飛ぶ。
気になっていた巻き心地は...
やはり最初のうちは重く感じるものの、釣りに夢中になって来ると全然気にならなくなって来る。
むしろ滑らかにずっと一定のペースで巻き続けられるため、いわゆる"巻きの釣り"にはいいかもしれない。
肝心のトラウトでの使用はまだできていないが、今月末からとしまえんフィッシングエリアがシーズンインするため大いに期待している。
まとめ
・巻きの軽さを求めるなら、CI4+のマグナムライトローターを搭載した13ソアレBBはかなりお買い得な感じ。
・18ソアレBBは堅実な進化でカッチカチ。巻き続けるには良し。
・ドラグは18ソアレの方が良好。
・予算次第だが、HG(ハイギア)でコアソリッドシリーズ希望なら15ストラディックの方が数千円差で金属ボディで剛性よし。
実売ほぼ1万円のソアレBB、13モデルとはちょっと違った方向(コアソリッド)にシフトしたけど充分に機能的なお買い得なモデルです!
C2000番は小型で扱いやすくそこそこパワーもあるので割と万能選手。個人的にはPGの方がおすすめです。
コアソリッドシリーズ、悪くないかもなあ..
ステラ欲しい。